人里離れた南太平洋に、ブーゲンビルとして知られる島々の自治領がある。ハワイ本島とほぼ同じ面積を持ち、緑豊かな山岳地帯に覆われたこの地域は、単なる地理的な宝石ではない。何十年もの間、ブーゲンビル(現在はまだパプアニューギニアの一部)は外国企業に搾取されてきた。この地域の環境は荒廃し、河川は汚染され、人々は疎外された。しかし今、群島の人口30万人の98%近くが独立を求めている。そしてすべてが、この独立が現実になりつつあることを示唆している。ブーゲンビルには確かに驚くべき歴史がある。植民地支配と環境破壊から、文化復興、武装抵抗、そして独立への大胆なビジョンまで、このギャラリーでは、世界で次に誕生するかもしれない国について紹介する。
世界で最も新しい国となるブーゲンビルについて
列島の独立をめぐる戦いの裏側について
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