ローリング・ストーン誌の衝撃的な表紙記事において、レディー・ガガは自らの人生の最も暗い時期について明かした。2018年の映画『アリー／スター誕生』の撮影中にリチウムを服用していた事実を告白し、その結果として2017年のジョアン・ワールド・ツアー中に精神状態が不安定に陥ったと語った。
撮影終了後、彼女の精神状態は急激に悪化し、精神科での治療を受けることになり、ツアー日程もキャンセルされる事態となった。ガガは「完全に壊れたの」と語り、「本当に怖かった」と明かした。
現在39歳のガガは回復し「生きていられるのが幸運」だと語る。回復については、セラピーと婚約者であるマイケル・ポランスキーの支えによるものだという。最新アルバムの『メイヘム』は最優秀アルバム賞を含む7部門でグラミー賞にノミネートされ、自身の再発見という旅を経て力強い復活を遂げた。
メンタルヘルスの問題が注目を集める中、レディー・ガガのようなスターたちは自らの影響力を駆使して偏見を打破し、意識向上を促している。アイコン的存在でさえ同様に困難に直面することを我々に思い起こさせてくれているのだ。
このギャラリーでは、メンタルヘルスの経験をオープンに打ち明けてきたスターたちを紹介する。そして、自分自身や身近な人に起こり得る主な兆候や症状についても学ぼう。