12月28日、フランスを代表する名女優のブリジット・バルドーが亡くなったと報じられた。91歳だったバルドーは、10月に「重い病気」の手術を受けるため入院していたとヴァニティ・フェア誌が伝えている。バルドーの死は、1973年に女優業を引退後に設立した動物保護団体によって発表された。
バルドーは1950年代から60年代にかけて映画界に革命をもたらし、性の解放の象徴となった。代表作には『素直な悪女』(1956年)やジャン=リュック・ゴダール監督の『軽蔑』(1963年)などがある。エマニュエル・マクロン仏大統領は「世紀の伝説」を失ったとして、国全体が喪に服していると追悼の意を表明した。
多くの人々から愛された著名人の死は計り知れないほどの衝撃を与え、ファンやコミュニティを深い悲しみと喪失感に陥らせる。しかしこうした瞬間は、彼らが残した偉大な功績を再認識し、感謝する機会でもあるのだ。
伝説的な映画監督やその死が世界的なニュースとなった文化人など、2025年に亡くなった有名人に追悼の意を込めて、このギャラリーで彼らの人生を振り返ろう。