アメリカ合衆国にあるバナー・ヘルス研究所がエクセター大学と共同で実施した新たな研究結果によると、指先から採取した血液を用いた自宅での検査で、アルツハイマー病の初期の兆候を検出することが可能になったという。
同研究には、デンマーク、イタリア、スペイン、スウェーデン、イギリスを含む欧州にある7カ所の研究センターから337人の患者が参加した。現時点ではまだ臨床現場での使用は始まっていないが、研究者らは、この方法が最もよく見られる認知症の検査をこれまでより手軽に行える手段となる可能性があると述べている。つまり、自宅で採取した血液サンプルを研究所に郵送するだけで済むようになるのだ。
なんと、認知症は世界で5,500万人以上に広がっている。世界保健機関(WHO)によると、アルツハイマー病は認知症の原因として最も多いものであり、症例の60〜70%を占めるとされている。治療法は存在しないが、早期発見により特に初期の段階であればより対処がしやすくなる可能性がある。ギャラリーを覗いて、アルツハイマー病についての理解を深めよう。