他人に不幸を与えることは、それと同じだけの不幸に苦しめられることだ、と言う人もいるかもしれない。歴史上最も悪名高い専制君主たちが罹患した病気を調べると、この主張は極めて妥当に思える。多くの専制君主は、治るものもあれば致命的なものもある、さまざまな病気に耐えていた。そして今日の学者たちは、こうした苦悩が彼らの悪意や苛立ちを強め、残酷な評判を高める一因となったのではないかと指摘している。しかし、病気が彼らの極悪非道ぶりの免罪符になるのではなく、単に彼らの行為に多くの動機を与えるだけであることに注意することが重要だ。では、残虐さには、どの程度病気が関与しているのだろうか?ギャラリーをクリックしてお確かめください。
歴史上の専制君主の病気と障害
歴史に名を残す独裁者に共通する病気
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