ドナルド・トランプ大統領は6月8日、全米各地で行われている移民強制捜査に対する抗議活動として、ロサンゼルスで州兵を派遣した。米国移民・関税執行局（ICE）による強制捜査は、職場、家庭、路上、さらには学校までもが対象となっており、移民の多いコミュニティは国内での将来に対して不安抱いている。しかし、トランプ大統領による州兵の派遣は、「市民の暴動」を鎮圧するために州兵が動員されたのは今回が初めてではない。実際、この国では反対意見を抑圧するために州兵という戦術が長年用いられてきた。
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