世界自然保護基金(WWF)とロンドン動物園協会が発行する「生きている地球レポート(The Living Planet Report)」は、自然界の健全性を示す現状報告である。
同レポートによると、過去50年間で世界の野生生物個体数は平均73%減少しており、多くの生態系が危機に瀕している。野生生物への主な脅威は、生息地の劣化、疾病、外来種、気候変動、汚染などである。行動を起こす時間はまだ残されているが、それには保護活動を超えた対策が必要だ。代わりに、私たち全員がWWFが提唱する「自然を尊重する姿勢」をとらなければならない。では、具体的に何を提言しているのか?
このギャラリーでは、『生きている地球レポート』の主な概要を紹介する。